2007年01月26日 (金)
先日、公開されたばかりの映画 「不都合な真実」 を母とスタッフで見に行ってきました。
先日、NEWS23でもやっていたし、地球温暖化の話題はよく聞いていたので、どうやって伝えるのかがとても興味がありました。 アル・ゴア氏は学生の頃から地球温暖化について非常に熱心に学ばれ、元副大統領と言う立場から「正確な」地球温暖化の情報をたくさん持った上で
このままでは危ない
と強く思われたそうです。 きっかけは 「子供さんの交通事故」 高木善之さんもきっかけは交通事故だったそうですから、 何か不思議な感じがします。
映画ですが、もともとアメリカの映画ですからほとんどがアメリカで起こっていることの映像です。しかし、もちろん日本も無関係ではありません。地球で起こっていることですから。
しかしながら、映画の展開は大体予想の範囲内。 私が興味があったのは映画の締めくくり。
つまり、この映画の最後がどうなるのか。
環境問題の問題の講習会などでありがちなパターンは 「このままでは危ない」 ひどい場合だと 「もう間に合わない」
で終わってしまうパターン。 環境問題を伝えるだけ伝えて「もう地球はおしまいですよ」 で終わってしまっては、ノストラダムスと同じような気がします。 講習会の最後には「どよ〜ん」とした気持ちになって帰る。 これでは伝わりようがない。
で、この映画は
グラフで締めます。
一番上が何もしない状態。 一つ下が冷暖房、照明、などを節約した場合 その下が暖房、暖房、照明などを省エネ型に替えた場合 その下が燃費のいい車を開発し、ハイブリッドなど車の効率をあげた場合 その下が公共交通などを利用したり、大型トラックの燃費を改善した場合 その下風力やバイオ燃料などすでに存在している再生可能なエネルギー利用した場合 一番下発電所や産業活動からの過剰な炭素を回収・貯留した場合
つまり、全部やると1970年以前の状態に戻せる と言うことなんです。 ゴアさんは特に最後の過剰な炭素CO2の回収に期待できるとおっしゃっていました。
希望で終わる映画。 いいですよね。 名古屋のベイシティでしか上映していませんが、ぜひみんなで見に行って、環境に興味がある人がたくさんいるってことを世に伝えましょう。
映画の最後、エンドロールの時にたくさんのメッセージが でてきました。
それは、 「あなたにも、すぐできる10の事」
@省エネルギー型の電化製品や電球に交換しましょう A停車中はエンジンを切り、エコ・ドライブしましょう Bリサイクル商品を積極的に利用しましょう Cタイヤの空気圧をチェックしましょう。車の燃費基準を 上げれば、無駄なエネルギー消費を防げます Dこまめに蛇口を閉めましょう 水道の送水に使用されるエネルギーを削減することができます E過剰包装レジ袋を断りましょう。買い物はリサイクル・エコ・バッグを使いましょう Fエアコンの設定温度を変えて冷暖房のエネルギー削減しましょう G木を植えましょう 一本の木はその生育中に1t以上のCO2を吸収します H環境危機についてもっと学びましょう。 そして学んだ知識を行動に移しましょう 子供たちは、地球を壊さないでと両親に言いましょう I映画「不都合な真実を」を観て地球の危機について知り、 友に勧めましょう
お店に不都合な真実の本があります。ぜひぜひご覧ください。
|